息子の療育体験談

息子は3歳半頃から療育に通い始めました。

最初に通ったところは市がやっている療育で無料でした。

5~6人のグループで、基本、子どもたちは自由に遊ぶだけ。

子どもたちが遊んでる間は親は別室でお話という形だったので、どのような様子だったのかはわかりません。

親は専門の先生から前回の遊びの中での子供の様子を聞いたり、その遊びの中で子供の気になった点について聞かれたり、最近困っていることの相談をしたりという感じでした。

ここは最長で2年間通えたので丸々2年通いましたが、息子に何か変化があったか?と聞かれたら正直よくわかりません(^_^;)

ただ、小さい時はほんと色々な悩みが尽きなかったので、親としては相談できたりアドバイスをもらえる場があったのは助かりました。

次に通ったところも市がやっている療育で無料。

ここも6人ぐらいのグループで“ティーチプログラム”を用いた療育で、5歳半頃から通い始めました。

ティーチプログラムについては私は専門家ではないので詳しく説明できませんが、視覚的な支援とかルールを決めて理解をさせ行動に促すという感じなのかな?と療育の様子を見ていて思いました(間違ってたらすみません・・・)

ここの療育は待機児童が多いとのことで半年しか通えなかったのですが、結果的に半年で終わって良かったです。

まず、息子が楽しくないと言っていたこと。

やりたくないことをやらされて、しかもこの時期“一番になりたい”というこだわりが強く、ひとつの作業が終わったら次の作業へって感じだったんですけど、一番に終われなかったら泣き叫ぶし、実際息子がどう思ってたのかわかりませんが、たぶんずっと「一番に終われなかったらどうしよう」っていう不安がつきまとってたのではないかと。

だから息子もしんどかっただろうし、私も見ていて辛かったです。

しかも、この“一番になりたい”というこだわりについて相談しても「対処法を考えておきます」と言いながら結局何も解決しようとしてくれなかったし(-_-;)

ここの療育は対象としているのが療育手帳を取得できないアスペルガーの子たちで、息子は療育手帳を取得していたので面談をした上で通えるようになったのですが、先生たちの対応が完全に障害児扱いしてるなというのがひしひしと伝わってくるというか・・・

いや、発達障害児というのは確かなんですけど、何か対応方法も見ていてもやもやしてたんですよね。

息子が他の子が読んでいる本を「読みたい!」と言って無理矢理取ったことがあったんですけど、その時の対応が「これは今○○くんが読んでるから他の本を読もう」と数冊息子に他の本を見せてそちらに気を向かせようとしてたことがあったのですが、そこはまず最初に勝手に取ったらダメだと叱るべきところではないの!?とか。

こういう子だからこそダメなことはダメだと何度も繰り返し教えていかなくてはいけないのでは?と私は思っているのですが、叱るのが逆効果なこともあるのでしょうか・・・。

なんか発達障害児だからしょうがないみたいな感じに受け取れてしまったんですよね。

あと、ここまで過剰な視覚支援は必要なのか?と疑問でした。

視覚支援は有効だと思うし、スケジュールで先の見通しが立った方が安心できるのは確かだと思います。

自分の立場で考えても、ただ言葉で説明されるより図解付きで説明されたものがあった方がわかりやすいなと思いますし。

でも、軽度の子にここまでする必要があるのかな?と個人的には感じました。

もしかしたら軽度の子でもこの方法が有効なのかもしれませんけど、そこまでしなくても理解できるのに・・・と思いましたし、たぶん息子にはここの療育は合わなかったような気がします。

次に通ったところは児童デイサービスでやっていた療育で、1回800円前後だったと思います(役所に申請して支援が必要だと判断された上での料金)

ここは年長の時の1年間だけ通ったのですが、信じられないぐらいの変化がありました。

息子も楽しいと言っていましたし、ここのプログラムが息子にすごく合っていたのかもしれません。

息子はこだわりが色々ある子だったのですが、当時あったこだわりは完璧とまではいきませんがこの1年間でほぼ全て改善されました。

しかも療育開始3ヶ月目ぐらいから変化が表れ出して、もう驚きの連続でしたね。

いくら言っても好き勝手に動き回っていたのが、椅子に座ってじっとしないといけない時には座っていられるようになったり(ただ、座りながら体は動かしてましたが^^;)

保育園の先生からも、こだわりがあまり気にならない程度になってきたなどの話も聞き、受けさせる療育によってここまで違ってくるのかと。

ここも6人ぐらいのグループ療育だったのですが、今まで受けてきたような教科書通りみたいな対応(どの子にも同じ対応をする)じゃなくて、みんな同じプログラムを受けていても一人ひとりその子に合わせた対応をしてたんですよね。

よく発達障害の子は抽象的な言葉の理解が難しいので具体的に言ってあげると理解しやすいと聞きますが、わざと「あれ」「それ」などの言葉を使って話しかけたり。

わざと抽象的な言葉を使う訓練をするのは、これから成長して行って将来的に社会に出た時、普段の会話の中でわざわざ具体的に話す人なんてほとんどいないから。

実は私も同じように思ってて家でこの方法やってたんですよね。

でも今まで通った療育ではことごとくこの方法を否定されて、具体的に言ってあげないとわからないから普段から抽象的な言葉はあまり使わないように気をつけてくださいって言われてました。

だから、こういう訓練方法もちゃんとあるんだと知った時は私の考えも間違いではなかったんだと何か嬉しくなりました^^

もちろんしっかり理解してほしい時には具体的に話しますし、抽象的な言葉を使うのは普段のちょっとした会話の時だけです。

なかなか理解できなくてこちらも根気が必要ですが(^_^;)

あくまでも今回お話したことは「うちの息子の場合は」というだけなので、子供の特徴によって合うもの合わないものはそれぞれだと思います。

2つ目に通った療育で息子のしんどそうな姿を見て、療育を受けさせる必要性がよくわからなくなって悩んだ時期もあったんですけど、療育は合えば物凄く効果的なものなんだなと実感しました。

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